冒頭
アイドル「有村麻央」は、可愛さとカッコよさを兼ね備えた、無敵の王子様系アイドル。
身長を気にする一面や、ショートヘアでボーイッシュながら胸があるギャップなど、ファンの心をくすぐるポイントが満載だ。
第1話から第17話までのコミュでは、麻央が「無理にキャラを作るのではなく、自分らしさを発揮する」成長の過程が描かれる。
Pとの関係性も深まり、後輩や学園の仲間、ライバルたちとの交流を通して、自分を受け入れながらアイドルとして輝く姿が鮮やかに描かれている。
本記事では、麻央の魅力やライブでの活躍、Pとの心の交流、そして莉波との友情までを紹介したい。
コミュを読む前
・身長が低いことを気にしている
・かわいいとカッコいいの両立(これはコミュを少し見たときの情報)
・ショートヘアでボーイッシュな王子様だが、しっかり胸があるのがギャップ萌え
・寮長で、後輩からの信頼も厚い
さて、コミュを読み始めよう
第1話~第4話 無敵の王子様系アイドルを目指して
第1話
いきなり生徒から怪しまれ麻央に技をかけられる。麻央のPは身体を張るPなのかな?
「……すみませんでした。」
意気揚々と技をかけていた威勢はどこへやら、プロデューサーの素性が知れると困り顔で謝ってくる麻央、かわいい。
(なんだか、この人は、ちょっと、違う感じがする……)
これからの麻央とPの関係を予言するかのようなモノローグ。
「カッコいいアイドル」を目指したい、と頑なにPに告げる麻央。しかし…?
プロデューサーは他の大人とは違う、信じてみようという麻央の心理描写が多め。
書類画面。左下の項目はまだ「???」のまま。

第2話
後輩の面倒を見る麻央。
「義を見て為さざるは勇なきなり」という発言も、3年生らしい知的な香りがする。
後輩やことねからは「イケメン」と評されている。
莉波キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ちょうど莉波記事書いた直後だから滾る。
あさり先生まで登場。
どうやら、麻央に直接アタック(スカウト)をかける前に、Pは丹念に情報収集をしていたようだ。
麻央が捻挫したモブ生徒をお姫様抱っこした際、近くにPがいたのだが、麻央は気づいていなかった模様。
第3話
麻央は笑顔も可愛いけど、困り顔が一番可愛いな〜
牛乳を毎日飲んでるけど背が伸びない、ってところ。
簡単に解決できる問題だとドラマ性がないもんな…それでも苦しいものがある。
困り顔の口が可愛い。ふにゃふにゃしてる。
麻央の「外見は可愛い・目指すのは王子様」というジレンマにメスを入れていくP。
麻央の絶叫でコミュが終わる。次の話は阿鼻叫喚から始まりそうだが…
第4話
「無理にキャラを作っているから、 笑顔もぎこちなくて——」
莉波と同じ、「無理なキャラ作りで失敗している」様が麻央にも見て取れる。
「ボクは——
今のボクを、好きになれますか?」
「——なれます
俺があなたを、好きにならせます」
「……わかりました。」
親愛度が一段深まった瞬間だ。
「アイドルが本当にファンの心を掴むのは——
内に秘めた本来の魅力が、 自然に発揮されたときなんです。」
これも莉波シナリオとリンクする。莉波のPも、莉波の本来の魅力をどうにかして発揮させようと頑張ってた。
「無敵の王子様系アイドル」…!
このワードに麻央は「くすぐられるワードですね」と好意的な反応。
書類。麻央の能力の左下が「カッコかわいい度」だと判明。

第5話~第8話 イメージチェンジに奮闘
第5話
最初のほうのコミュで「胸だって膨らんで」とあり、
第5話では「女の子になっていく自分のことが、 嫌いだったから——」との発言。スカートを穿くのも嫌みたいで、ひょっとしたら性別に違和感があるのかもしれない。
一緒に服選びデートをする麻央とP。
たくさん試着をして満足した麻央。「けっこう楽しかったです」と言って微笑む。可愛い笑顔だ。
第6話
服選びの次は髪型選び。
麻央は途中で髪型を変えるようだが…?
麻央が的外れなギャル系髪型雑誌を参考にしていて、バッサリ斬るP。話がコミカルに中和された。
いきなりことねが現れ、麻央のイメチェンに興味津々の様子。前のめりなことね可愛い。
「……ことね、ひょっとして、
ボクで遊んでない……?」ジト目でことねを諌める麻央が可愛い。
前髪を下ろし、イメチェンする麻央。
「絶対、だめだからーーーーっ!」
赤面麻央可愛い。寮のみんなに新しい髪型を見られるのは恥ずかしいようだ。

第7話
意識を変えたことで、レッスンにも「手応え」を感じているらしい麻央。
歌詞がすっと入ってくるようになったとのこと。
「プロデューサーのおかげです」と、言葉で感謝を示してくれた。第1話ではあんなに険悪な態度だったのに…感慨深いものがある。
アイドルの魅力に改めて気づいた麻央。「アイドルって、素敵だなって」
歌を歌うことの喜びに目覚めたようだ。
麻央は、学園のみんなの前では、無理をしてブラックコーヒーを飲んでいたらしい。
本当は甘党なんだとか。
容姿(宣材写真)は可愛く、歌声はカッコよく。
この「ギャップ」を武器に、プロデューサーは営業をかけていくようだ。
「自分らしさ」を探した上で衣装を選ぶように、麻央に指示するプロデューサー。
第8話
(まさか、メイドカフェに行くとか言わないよな…?)と思ってたら
本当に行きよった…
今までの、ファンを楽しませることに欠けていた自分を振り返る麻央。
迷惑な客を撃退した麻央。周囲からも熱意を持って見つめられる。そして、それがきっかけで新衣装のイメージを掴めたかもしれない、と。
第9話~第12話 勝ち上がるために
第9話
麻央のスマホは茶色い。革のカバーなのかな?
ライブを明日に控えて眠れない麻央。
夜だけどプロデューサーに電話をかけて、
プロデューサーに出会うまでは自分が好きじゃなかったこと、
プロデューサーに出会って「ボクらしさ」の一端が掴めたことを話す麻央。

ライブ映像。
「ボクらしいボクのことが、好きになれました——」
観客からの評判も上々。
一皮向けた麻央の「デビュー」を、観客もプロデューサーもしかと見届けた。
第10話
休日映画デート。麻央はオシャレをしてきた模様。髪型も可愛いものにしている。
まさかのホラー映画という選択。
麻央はホラー平気なのかな…?→どうやら苦手だった模様。顔色が悪く、青ざめている。なんでホラー映画なんて見たんだ…?→麻央の憧れの王子様が主演だったらしい。なるほど。
いつか憧れた王子様のように輝いた、トップスターを目指すと未来を語る麻央とプロデューサー。
第10.5話
大型オーディションに向けて、コンディションはバッチリな麻央。しかし、黒井の影が…
四音登場。この辺の流れは莉波と変わらない模様。
第11話
プロデューサーの「きっと優勝できると信じています」に対し、「がんばります」と麻央。2人とも優勝狙いの意思があるようだ。
N.I.Aの出場のためには、ファンを獲得する必要がある。
プロデューサーの作戦は、ミニライブに重点を置き、カッコいい麻央と可愛い麻央、それらをライブごとに交互に使い各地でライブをするというもの。
その作戦を麻央も信じる。
第12話
プロデューサーの作戦がハマり、順調に投票数が伸びている模様。
「丁寧なファンサービスなど、麻央さんの魅力は動画では伝えきれないので、
ファンの方と直接触れあう機会を多く設けたほうがいいと考えました。」
この作戦が予想以上に当たり、プロデューサーも得意げ。
プロデューサーと別れたあと、唐突にリーリヤが現れる。リーリヤは走り込みをしていたようだが…?
リーリヤに憧れのアイドルはどんなアイドルなのかと聞かれ、「王子様になりたいんだ」と返す麻央。以前のような「ならないといけない」という張り詰めた様子はなく、自然体の表情で憧れを語る麻央。
麻央のみならず、リーリヤもことねもN.I.Aに出るらしい。ライバルということか。
「まー、咲季みたいにライバルを育ててる変な奴もいますけどぉ……」
なにそれ知らない。咲季シナリオ気になってきた。
「対よろですっ、麻央先輩♪」このセリフとともに画面外へさよならすることね。スクショ撮り損ねた…
第13話~第17話 莉波との厚い友情
第13話
「これからも応援、よろしくね。」
キャーキャー飛び交う黄色い声。麻央のミニライブ作戦は大人気のようだ。
麻央はファンやプロデューサーにウィンクしていて、ハードスケジュールながらも満足している模様。
プロデューサーの体調を心配しており、彼女の優しさが滲む。
極月学園の生徒がミニライブに来ているとの情報をプロデューサーから聞く麻央。相手は間違いなく敵情視察だろう。
四音と撫子が登場。撫子は腰巾着といった感じで、小物臭があってこれはこれでいいキャラだ。
四音は「有村あきら」と発言した。麻央の子役時代の名前だろうか…?
手塩にかけて育てたアイドルが貶されるのは普通に辛い。

第14話
敵の情報をきっちり揃えてきたプロデューサー。「ええっ、探偵なの!?」
たしか、燕のコミュでも同じようなこと言われてたような…(燕のコミュでは「忍者」と言われていた)。
四音の実力を褒めるプロデューサーに、なんか引っかかるものがあるらしく、歯切れの悪い麻央。少し嫉妬しているのだろう。
四音も、昔は子役だったそうだ。
「ボクが役者の道を諦めて、 アイドルに転向したことに……
なにか思うところが、あるのかな……」
でも、四音も子役からアイドルに転向したというのは同じなんじゃないのか?
莉波が四音に負けてしまい(莉波コミュではないから当然といえば当然なのだが)、四音に挑発され、珍しく本気で怒っている麻央。
麻央と莉波のストーリーももっと見たくなるなぁ。
四音とのレスバトル。「カタチは変わっても、 ボクの目指す憧れは変わらない。」王子様になりたいという強固な想いが、四音の挑発を跳ね返す。

第15話
麻央と莉波の会話シーンの回想から始まる。
麻央と莉波の厚い友情が垣間見える。
オーディションを前に、ファンや学園の後輩のみんなの寄せ書きを持ってきたプロデューサー。
「『麻央さん、がんばれーっ!』 ふ、ふふふっ、ふふっ……」
「気の利いたコメントでなくて、……すみません。」
普段あれだけ口八丁なのに、こういうときとなると上手く言葉が紡げなくなるらしいプロデューサー。可愛いな。
なんと、「最初に書いたコメントは、 色紙の半分を埋めてしまったので。……自重、しました。」とのこと。そのまま麻央に渡しちゃえばよかったのに。麻央コミュのプロデューサーはけっこう恥ずかしがりやさん?
再び四音とのレスバトル。
「偽物の王子様」と煽られても、「否定はしないよ」
「まだ、本物の王子様には、なれていないからね」と
微笑んで返す麻央。麻央はプロデューサーと組んだことで、自分の像が確かになって、他人に挑発されてもびくともしないメンタルを身に着けた。

第16話
四音に勝利した麻央。目の前に現れた四音に、アイドルのこともファンのことも、そして自分自身のことも「好きじゃないよね」と声をかける。
過去の、自分を好きになれなかった自分と四音を重ねているのかもしれない。
コミュのラスト。四音の関係者らしい不穏な影が…
第17話
最高のライブが終わり、お互いにお礼を言い合うプロデューサーと麻央。
莉波登場。麻央との身長差えぐくない?
莉波は「アイドルって、素敵だなって」と発言。
麻央が前に気づいたことと同じことを、莉波は麻央のライブを通じて気づいたようだ。
「ボクも莉波も、3年間、 同じように苦しんできましたから。」
…そうだよね。莉波のコミュと麻央のコミュは構造がすごく似ていると思う。
莉波の考えや、たくさんのファンとの交流を通して、
「桜のように美しく散りたい」から
「変化して、成長し続けるアイドルになるのもいいかな」に
心持ちが変化したと語る麻央。

後記
莉波のコミュを読んだ直後に麻央のコミュを読んだため、莉波が途中敗退してしまうのは胸が痛いものがあった。莉波と麻央は似たもの同士な気がするので、二人が関係する他のコミュも読み進めたくなった。
麻央は学マスを始めたてのときにたくさんプロデュースしたアイドルで、思い入れもある。そのため記事執筆もすらすらだった。
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