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篠澤広、天才なのに体力は壊滅的。プロデューサーですらぶんぶん振り回される彼女の魅力とは?【ネタバレあり】

目次

冒頭

篠澤広は、物理分野の天才でありながら、苦しむことを楽しいと感じるドM気質、体力は壊滅的という“ギャップの塊”のようなキャラクター。
今回は、コミュ1〜17話(※筆者のプレイで解放済みの範囲)を元に、広の魅力と物語の流れを振り返っていく。

コミュを読む前の認識

・物理分野の天才
・苦しいことを楽しいと感じるドM
・身体がすごい細いが、麻央よりも身長がある
・千奈、佑芽と仲良し

さて、コミュを読もう。

第1話~第4話 困難は楽しい

第1話

書類。「学園長による面接評価は優」と書かれている。
初星学園って入学時に面接あるんだな。
「彼女の担当プロデューサーはきっと苦労するだろう」とプロデューサー。書類時点では、まだ広をスカウトする気はなかったのか…?
いきなり、広がふらふら歩いてくる場面から始まる。
わたしをプロデュースしてほしい」「お断りします」。
とぼけたようなBGMが流れている。そっか、やっぱりプロデューサーのほうは広をスカウトする気はなかったんだ。
学園長にとって、広は「見込みがある!」存在らしい。実技0点でも、学園長の鶴の一声によって合格になったのかな?
「アイドルになるためには、プロデューサーが必要」と主張する広。プロデューサーのほうが折れ、「とりあえず、1ヶ月」と契約する運びになった。

第2話

第1話でふらふらしていた理由として、アイドルのレッスンに付いていこうとしていたこと、そして倒れてしまったことを話す広。「ふふ、要改善。」と上機嫌な様子。
いきなり手続きをして、座学免除を成したプロデューサー。空き時間はイメージトレーニングに充てろ、頭の中でお手本を思い浮かべてレッスンをしろ、という作戦だ。
「篠澤さんのプロデュースをするにあたって、もっとも不安なのは……」
あなたが……また倒れることです
本気で広の体調を心配しているプロデューサー。さすがの広もこれには「ごめんなさい。心配させた」と反省。
広のことをまだよく理解していないプロデューサーだが、「困難は楽しい」というところはふたりの共通点である、というところは見解が一致した模様。

第3話

落ちこぼれ組(広、千奈、佑芽)の会話。
広にプロデューサーがついたことに色めき立つ千奈と佑芽。広の、「わたしにとって、 すごく、いいプロデューサーだと思う。好き。」という発言にますます動揺する千奈と佑芽。

「この字園で会った人たちの中で、 いちばん……わたしのことを。」
「低く評価しているところ。」
「わたしのことを、いまにも見限ってきそうな眼差しが好き。」
とんでもない発言だが、広は恍惚の表情を浮かべてそう話す。
月課である「立つ」を達成するため、立ち姿が綺麗な千奈のことを観察する広(と佑芽)。
第3話は、プロデューサーの授業風景と、広千奈佑芽の会話風景が別々に描かれるコミュ。

篠澤広 第3話のコミュシーン

第4話

ダンストレーナーの「アイドルになりたいのだろう?」という問いかけに対し、「アイドルを目指すために入学した。」と広。広にとってはアイドルになることよりも、アイドルを目指す、その過程で苦しむことが目的…なのだろうか?
「HP1」という例えが出てくるのもこの回。

第5話~第8話 本気の趣味

第5話

広にとって、アイドルになることは夢ではなく「趣味」
そしてまた、プロデューサーが広をプロデュースすることも「趣味」。趣味だから、本気を出して、全力でやろうとする2人。プロデューサーは、広への理解をまた深められたようだ。
書類。隠されたステータスが「アイドルへの興味」と判明。

篠澤広 第5話のコミュシーン

第6話

プロデューサーから課せられていた、「10秒片足立ち」を達成し、テンションが下がる広(「プロデューサーに見限られずに済みそう」、なのが嫌なのだろう)。
5月の課題は「歩けるようになること」。
他の人が当たり前にできることが広にはできなくて、それでも少しずつステップアップしている。
佑芽の提案で、佑芽のマッサージを受ける広。とても痛かったようだが、効果はあったようで広は満足げ。

第7話

プロデューサーは、最近広をプロデュースする夢を見る、という。
夢の中の広は、成果を出す度に落ち込んでいるそうだ。
「リアルな夢だね」と広。「恐ろしい悪夢です」とプロデューサー。息が合ってきているやりとりに見える。
もしアイドルの仕事が軌道に乗ってしまったら
──と不安になるプロデューサーを見て、広は、アイドルに安定ということはない、「ままならない日々は、終わらない」と励ます。
とうとう、通常のレッスンに参加する許可が降りた広。プロデューサーにとっても、許可するかどうかは迷いどころだっただろう。「厳しい日々」に広は耐えられるのか。

第8話

アイドル(佑芽)の生のライブを初めて(!)見て、「大満足」した広。
プロデューサーに「先を越されて悔しくないのか」と聞かれ、「悔しいかもしれない」「負けたりとか、なかったから」「(悔しいという気持ちを)知らなかった」と、広は少し嬉しそうに言う。
「明日ライブをする」という広の無茶苦茶な要求に対し、首を縦に振ってしまったことに苦悶するプロデューサー。「ぐうううううう…………!
他の子のコミュでは口八丁なプロデューサーだが、広コミュでは終始広に振り回されっぱなし。面白い。

篠澤広 第8話のコミュシーン

第9話~第12話 「ふたりなら、勝てるかも。」

第9話

初めてのライブをなんとか成功させ、互いに健闘を称え合う広とプロデューサー。
どうにかしてライブの前座に入れてもらった。プロデューサーとしても大きな賭けだった模様。
広の「非合理」さがプロデューサーにも移ったようで、自分でも広にライブをさせる理由がはっきりとは掴めていない様子のプロデューサー。「やるべきだ、と──何故か、思ってしまったからです。」
窮地」こそが広の才能を完全開花させるための鍵だと気づいたプロデューサーであった。

篠澤広 第9話のコミュシーン

第10話

ライブを成功させたご褒美に、広と遊園地に行くプロデューサー。しかし、広は遊園地に着くだけで疲れてしまい、少し休憩することに。
今まで聞けなかったことを互いに語り合う広とプロデューサー。
広の天才と持て囃されていた過去は封印して挑む、素手で挑む、ということを改めて共通認識にするふたり。
広がアイドルを目指した理由の根本的な部分が、「かわいくなりたかった」からということが判明。
そして、「お試し契約」というのがプロデューサーの嘘で、最初から本契約で一蓮托生だったことを告げるプロデューサー。
遊園地での語らいを通して、いっそう信頼を深めあったのであった。

篠澤広 第10話のコミュシーン

第10.5話

相変わらず千奈や佑芽と一緒にいることが多い広。
プロデューサーが他のアイドルも担当するかも、そして「そうしたら……わたしは、 遊びだけの女になっちゃうね。」と広。嬉しそう。

第11話

N.I.Aへの出場をすると決めるふたり。
プロデューサーは、優勝できる可能性を「とても低い」とした上で、「『N.I.A』は、アイドルとプロデューサーのタッグマッチ、 だそうです。ふたりで挑みましょう。 支えます。いままでよりも強く。」と広を励ます。効果てきめんだったようで、広は「……プロデューサーは、ずるい。」と照れながらも「ふたりなら、勝てるかも。」とやる気が上昇した模様。
広がファンを大切にしているとプロデューサーは認識し、そのファン達のためにも「メジャーになりましょう」。オーディションで勝ち続けましょうとプロデューサーは今後の方針を示す。

篠澤広 第11話のコミュシーン

第12話

広の神秘的なMVを投稿した結果、思った以上にバズってしまいプロデューサーも驚き気味。ファンクラブを中心にファン活動(ファンアートなどの創作活動)が広がり、広はファンの中で神格化されることに。ファンから「女神」と呼ばれることに広は戸惑いつつも、ファンが増えたことを喜んでいる。

第13話~第17話 広、千奈、佑芽の友情

第13話

広のファンが「複数の派閥に分かれて独自ルールを作ったり……しているようなんです。」と、ファンのせいでちょっとした騒動になっている模様。
「最新グッズを持っていないファンは、 ライブに参加できないルールがあると。」と千奈。プロデューサーは「次のライブまでには、なんとかします。」と大人の対応。
広と千奈が友情を改めて確かめるシーン。「ライバル」として互いを認め合い、「佑芽も仲間に入れてあげよう」と、(佑芽は現在ふたりの遥か先を走っているけど)千奈と広のふたりで、N.I.Aで佑芽に勝とう、と意思を固める。

第14話

オーディションで撫子(極月学園のキャラ)に勝つ佑芽。
そのとき、広がやってきて、N.I.Aに挑むと佑芽に宣言する。ランキングをその場で見せ、広も千奈も順調にランクが上がっていることを佑芽に示す。
プロデューサーと一緒のN.I.Aでなら、私が勝つ、と自信満々の広。

第15話

佑芽を全力で煽り、またも「窮地」を作ってからQUARTETに臨む広。プロデューサーは呆れながらも、「自分で相手を強くしたからには、 勝つように。」と、広の勝利を信じている様子。
(プロデューサーの努力の甲斐あって)観客は広のファンが多く、広に有利な状況でオーディションが始まる。

第16話

なんと、佑芽に勝った広。しかし、ぶっ倒れてしまい、佑芽に運んでもらうことに…
佑芽が広にとって「憧れ」であることを佑芽に向かって話す広。

篠澤広 第16話のコミュシーン

第17話

千奈の家で話す佑芽と広。ランダム封入で千奈の写真がダブりまくっている広が、千奈の家のメイドに写真のトレードを持ちかけられる。
千奈、佑芽、広の仲良し3人組の中で、広だけが生徒会に所属していないが、3人の友情は堅い。
「わたしが勝つ」「させないけどね」「負けませんわ」
と、めいめいに勝利宣言をする3人。

後記

広はアイドルを目指した動機も、言動も、「変わり者」という表現がぴったりのキャラだ。
個人的には、広のSSRである「光景」が早々に手に入ったので、気に入って育成していたキャラである。
コミュ中でプロデューサーが触れていたように、広の容姿は神秘的で、美しい。SSR「光景」は特に、彼女の神秘的な面が強く押し出されているカードだ。
SSR「光景」はアイテム交換所でフラワーとピースを交換することで比較的簡単に入手できるため、彼女が気になる方はぜひ、プロデュースしてみてほしい。

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